周りと差をつける!幼稚園受験における願書の書き方と注意点

願書の提出は幼稚園受験において最初に訪れる関門です。

しかし、どのように願書を書くと幼稚園に良い印象を与えられるのかがわからず、お悩みの方もいるでしょう。
今回は、幼稚園受験における願書の書き方と注意点を紹介します。
希望の幼稚園に入園できるように、願書の書き方をしっかりと身につけていきましょう。

幼稚園受験における願書の重要性

幼稚園受験において、願書は 子どもの性格や家庭での様子、家庭内の教育方針をPRできる役割があるため、非常に重要な書類です。

幼稚園側に子どものことや家庭環境がしっかりと伝わるように、きれいな字で、わかりやすい文章を書くことを心がけましょう。

また、願書は幼稚園によって配布される日時が決まっていることが多く、配布当日は朝から願書を受け取りに来た親の列ができることも珍しくありません。

願書の原本は何枚ももらえるものではないため、破くなどして使えなくならないように気を つけましょう。
実際に書く際には、下書き用に何枚かコピーをとって、書き方の練習をすることをおすすめします。

無事書き終わった願書は、面接練習をするために提出前にコピーをしましょう。

幼稚園受験の願書で書くことが多い重要な項目6選

ここでは、幼稚園受験の願書に書くことが多い項目を6つ紹介します。
受験する幼稚園によって願書は異なりますが、多くの幼稚園受験で採用されている6つの項目です。

項目① 基本情報

基本情報とは、家族全員の名前や生年月日、住所、連絡先などをさします。

書き慣れている方も多いであろう基本情報ですが、丁寧に書くことを意識しましょう。

項目②子どもの健康に関する情報

子どもの健康に関する情報では、アレルギーやかかりやすい病気、生まれてから現在までの健康状況などを具体的に記入します。

入園してからの健康状態の変化を正確に把握するためにも、子どもの健康状態が正しく幼稚園に伝わるように書きましょう。

項目③子どもの普段の生活に関する情報

子どもの普段の生活に関する情報では、好きな遊びや習い事、普段遊ぶ相手などを記入します。

幼稚園側からすると、これから入園するかもしれない子どもたちの貴重な情報になります。
「普段はどんな遊びをしているのか?」「どんな環境で生活をしているのか?」など幼稚園の教育方針とも照らし合わせて見られる項目の1つです。

項目④子どもの性格や長所と短所

子どもの性格や長所と短所は、幼稚園側が子どものことを知るためにとても重要な項目です。
長所や短所のどちらも実際のエピソードを交えながら書くことで、より丁寧に伝わるようになります。

たとえば、長所を書く場合「すごく明るい子です」と書かれるだけでは具体的なイメージがつかみにくいです。
しかし、「初対面の親戚やお友達にも自分から話しかけに行く、好奇心旺盛な明るい子です」という風に書かれていると、幼稚園側もどんな子なのかイメージしやすく、しっかりと伝わります。

項目⑤志望理由

幼稚園受験の願書には、なぜこの幼稚園を選んだのか志望理由を書きます。

受験する幼稚園のどこにどんな印象を持ったのかをくわしく書きながら、入園を希望する旨を伝えましょう。

志望理由は悩まれる方が多い項目の1つであるため、後述の「志望理由の書き方と注意点」でもくわしく解説します。

項目⑥教育方針

家庭での教育方針も幼稚園受験においては重要視されることの多い項目です。

なぜなら、幼稚園と家庭の教育方針がずれていると、お互いが望むような教育を進められない可能性があるためです。

教育方針も書き方に悩まれる方が多い項目であるため、後述の「教育方針の書き方と注意点」にてくわしく解説をします。

幼稚園受験の願書の志望理由と教育方針の書き方と注意点

ここでは、幼稚園受験の願書の中でも書き方に悩む方が多い「志望理由」と「教育方針」の書き方と注意点を紹介します。

それぞれ例文も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

幼稚園受験の志望理由の書き方と注意点

志望理由はさまざまな理由の中でも、特に具体的な志望理由を1つか2つに絞って書きましょう。
細かい志望理由をたくさん書いてしまうと、どこの幼稚園にでも当てはまるような内容になってしまいがちです。
「ここの幼稚園のここが良いから入園を希望します!」と強い意志が伝わると良いです。

実際には、幼稚園受験前に見学にいくことや説明会に参加することで、より具体的な志望理由が書けるようになります。
体験したエピソードを交えつつ書くと、幼稚園側にも志望理由がしっかりと伝わるでしょう。

志望理由の例文紹介

では、実際に幼稚園受験の志望理由の例文を紹介します。

「貴園への入園を志望した動機は、体験保育に参加させていただいた際に、在園児たちが園庭に設けられた遊具や秘密基地で楽しく遊ぶ様子に感動したからです。
元気いっぱい遊ぶことが大好きな息子も参加させていただき、とても楽しい時間を過ごすことができました。
貴園の『あそびの中で学ぶ』という教育方針にも大変共感しております。
ぜひ貴園で楽しい幼稚園生活ができればと願い、入園を希望いたしました。」

(引用:幼稚園の志望動機の書き方は?面接の受け答えは?合格した例文27選

こちらの例文では、幼稚園の体験保育に参加した時の経験や印象を交えて志望理由を書いています。
具体的なエピソードと交えることで根拠のある志望理由となっています。

幼稚園受験の教育方針の書き方と注意点

教育方針は言い換えると、「どんな子に育ってほしいか」ということです。
しかし、願書に書く教育方針はそれだけでは少し物足りません。

教育方針にそって、家庭内で今までしてきた取り組みや大切にしていること、子どもに起きた変化などを実際のエピソードと交えて書くと良いでしょう。

また、幼稚園と家庭の教育方針がずれていないかも確認しましょう。
「教育方針が我が家と一致しているから、ここの幼稚園に入りたい!」という意思を伝えられると、入園を希望している理由に説得力が増します。

志望理由の例文紹介

では、幼稚園受験の志望理由の例文を見ていきましょう。

他の人に手を差しのべられる、思いやりのある子に育ってほしいと考えています。家族で声をかけあうことから始め、今は近所のかたにも声かけを行うようになりました。子どもの自主性を尊重しながら相手のかたに合った声かけの仕方を教えています。

(引用:「家庭の教育方針」願書にどう書けばいい?ポイントや記入例

こちらの例文では、「どんな子に育ってほしいか」「どんな取り組みをしてきたか」「子どもに起きた変化」が盛り込まれています。
それによって家庭の教育方針が具体的に伝わる文章になっています。

幼稚園受験の願書で失敗しないためのポイント3選

幼稚園受験の願書で失敗しないためのポイントを3つ見ていきましょう。

ポイント①家族で教育方針や幼稚園の志望理由について話し合う

まずは、家族で教育方針や志望理由について話し合うことが大切です。
家族の考える教育方針がもとになり、幼稚園が決まります。

細かく教育方針を決める必要はありませんが、家族の中でおおざっぱでも方向性をきめるようにしましょう。

ポイント②具体的なエピソードを添える

願書内で文章を書くときは、具体的なエピソードを添えて書くようにしましょう。
説得力が増して、幼稚園側にもより具体的に伝わるようになります。

具体的なエピソードを添えるには説明会や体験保育などに参加することをおすすめします。

ポイント③嘘をつかない

決して嘘は書かないようにしましょう。
無理やり幼稚園受験を受けることや、子どもの長所短所を偽ることは、本当に子どものためでしょうか。

願書にはありのままの姿を丁寧に書きましょう。

幼稚園受験のスケジュールも合わせて押さえましょう

願書は作成するのに時間がかかるため、計画的に時間をかけて作成していくことが重要です。
そのためには、幼稚園受験のスケジュールをしっかり把握しておくとよいでしょう。
幼稚園受験のスケジュールを知りたい方は、下記記事をご一読ください。
幼稚園受験のスケジュールは?試験までの準備と計画

幼稚園受験で重要視される願書はしっかりリサーチをしましょう

いかがでしたでしょうか。
幼稚園受験での願書の書き方や重要性について紹介しました。
たかが願書と思わずに、幼稚園側に伝わる文章を丁寧に書くことを心がけましょう。

願書以外にも幼稚園受験はやることがたくさんあります。
本気で合格を目指す方には幼稚園受験対策の塾を検討してみてはいかがでしょうか

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