幼稚園受験の面接に父親は必要?父親が行く理由と役割

幼稚園受験当日に父親は行かなければならないのか、迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

幼稚園受験は平日に行われることが多く休みも合わせづらいため、なかなか父親が説明会や面接に行くことは難しいでしょう。
しかし、幼稚園受験の面接では、父親にも大きな役割があります。

そこで本記事では、幼稚園受験の父親の重要性と役割について紹介します。
受験当日の面接に父親が行かなければならないか迷われている方は、ぜひ最後までご覧ください。

幼稚園受験の面接は父親も行かなければならない?

幼稚園受験の面接に、父親が必ず行かなければならないという決まりはありません。

とはいえ、幼稚園受験まで母親を支えることや子どもの育児をサポートするなど、父親には大事な役割があるので、受験当日もできるだけ休みを合わせられるようにしておくと安心です。
ただし、面接に父親の参加が必須条件の幼稚園もあるので、どうしても休みが合わない場合は事前に必ず受験を行う幼稚園に連絡をしましょう。

幼稚園受験の面接での父親の役割とは?

面接での父親の役割は、幼稚園受験や家庭の中で父親が子どもとどのように関わっているのかを真摯に伝えることです。
面接時は受験に関することだけではなく、日常生活で子どもとどのように接しているのかを聞かれる可能性が高いです。

普段、仕事中心になってしまい子育ての大半を母親任せにしてしまうと、質問に対して具体的な回答ができません。
できるだけ子育てに関われるように母親ともコミュニケーションをとり、無理のない範囲で子育てに携われるようにしましょう。

幼稚園受験の面接時に父親によく聞かれる質問

幼稚園受験の面接で面接官が父親に聞く質問は、幼稚園によってさまざまです。
受験に関する質問もありますが、普段の家庭の様子や仕事内容まで幅広く質問されます。

保護者に対する質問はある程度想定できるので、事前に回答例を準備しておき当日に焦らないよう対策を行いましょう。

質問①父親自身の質問

幼稚園受験の質問として、父親自身に関する質問は必須です。
たとえば、簡単な自己紹介から、普段どのような仕事をしているのか、休みの日は何をしているのかなどの質問をされます。

仕事に関しての幼稚園側の質問の意図としては、公立幼稚園に比べて私立幼稚園は学習費が高い傾向にあるので、費用面が問題なさそうかの確認をしています。
仕事の質問は、普段どのような仕事をしているのか基本的なことを答えるだけで問題ありません。

休みの日の質問は、育児に対して父親がどの程度関わっているのかを確認しており、
どれだけ子どもとコミュニケーションを取れているかの確認をしています。

仕事の日は帰る時間が遅くなり、子どもと接する機会を多くとることはできないと思いますが、休みの日はできるだけ子どもとコミュニケーションをとるように工夫しましょう。

質問②受験をする幼稚園の志望動機

志望動機は、保護者に対してほとんどの幼稚園で聞かれます。
母親が回答した内容と異なる志望動機を伝えてしまわないように、前もって打ち合わせを行いましょう。

その際は、事前に幼稚園の教育方針を押さえておくことはもちろんですが、行きたい幼稚園の公開バザーや運動会など、幼稚園の関係者以外でも参加できるイベントに参加しておきましょう。

イベントに参加することで、幼稚園の雰囲気を感じることができ、志望動機として具体的に伝えることができるのでおすすめです。

志望動機に限らず、面接当日に聞かれる可能性が高い質問は母親と話し合い、あらかじめ回答を合わせておきましょう。

質問③家庭の教育方針

幼稚園受験の面接では、家庭での教育方針を聞かれる可能性が高いです。

父親として厳しくするのか、優しくするのか、人によって目指している父親像は異なります。
将来、自分の子どもにはどんな大人になってほしいのか、そのうえで父親として子どもに何を伝えたいのかなどを軸として考えてみると良いでしょう。

たとえば、「常に優しく接しています」だけではなく、「子どもには将来心優しい大人になってほしいので、このような教育方針にしている」など、具体的に話せると良いでしょう。
ただし、子どもの成長とともに教育方針も変わっていく可能性があるので、受験時点での教育方針で問題ありません。

また、あくまで子どもの人生なので、親が干渉しすぎないような教育方針にすることもポイントです。

質問④子どもの性格

幼稚園によっては、子どもの性格を父親に確認するところもあります。

普段、子どもと接している時間が長い母親であれば、この質問は問題なくすらすらと回答できると思いますが、父親は子どもの性格を一言で終らせてしまう可能性があります。

たとえば、「温厚な性格です」、「好奇心旺盛です」などの単語一つで終わらせてはいけません。
父親も母親と一緒に育児に参加していることを面接官に伝える必要があるので、具体性を持たせて回答するとよいでしょう。

回答例としては、「自分が遊んでいるときにおもちゃを貸してくれる温厚な性格」や「家のなかにあるクッションや自分が着ている服に興味をもつ好奇心旺盛な性格です」などのように、具体的なエピソードを交えて話をすることが重要です。

仕事の都合で、子どもと接する時間があまり取れない際は、母親から子どものエピソードを聞いておきましょう。
実際のエピソードの場面に居合わせられなくても、問題なく回答ができる可能性は高くなるのでおすすめです。

幼稚園受験の面接で大切なポイントは?

幼稚園受験において、面接は合否を決めるうえで重要な選考内容です。

お父様もぜひ面接対策をすることをおすすめします。
幼稚園受験の面接対策で大事なポイントを知りたい方は下記記事をご覧ください。
幼稚園受験の面接で大切なポイントとは?

幼稚園受験の面接において父親の役割は重要

いかがでしたでしょうか?

幼稚園受験での面接でよく聞かれる質問や父親の役割について解説しました。

父親は一家を支える大黒柱として仕事はもちろん大事ですが、家でのコミュニケーションの時間も大切です。
受験当日に焦らないように、普段の生活からできるだけ家族との時間を作れるようにしていきましょう。

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なお、幼稚園受験に対して父親の準備の時間がなかなか取れていない方は、行きたい幼稚園にあった面接指導を行っている幼児教室に相談するとよいでしょう。

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