幼稚園受験で親が説明会や面接に行くときの最適な服装

幼稚園受験では、子どもはもちろん親も説明会や面接などで志望の幼稚園に足を運ぶこともあるでしょう。
その際、どのような服を着ていけばいいのか悩まれる親や保護者の方は多いのではないでしょうか?

そこで今回は、幼稚園受験で親が着ていくのにふさわしい服装のポイントを紹介していきます。

幼稚園受験の説明会にふさわしい親の服装

幼稚園受験では、親が入試を行う前に志望の幼稚園がどのようなところかの入園説明会に行く機会があります。
入園説明会は重要な式典の場でもあるので、親の服装は、基本的にフォーマルなものが最適です。

ただし、受験する幼稚園の校風にも左右されることも多く、格式高い有名幼稚園の受験であればスーツスタイルが好まれます。
一方、のびのびとした開けた校風の幼稚園であれば、上品なカジュアルコーデでもいい場合もあります。

志望する幼稚園の校風によって多少左右されますが、選ぶべき親の服装には共通点があります。
ここからは、幼稚園受験の説明会で最適な親の服装選びのポイントを紹介します。

ポイント①清潔感のある服装にする

幼稚園受験の説明会では大勢の先生や保護者・親が集まる場でもあるため、第一印象をよくするために清潔感のある服装にしましょう。

汚れやしわの目立つ服装で説明会に行ってしまった場合、当然他人からの印象はよくありません。
特に説明会のような格式のある場だと、周囲もフォーマルな服装をすることがほとんどのため、悪目立ちをしてしまうことも考えられます。

ただし、必ずしもスーツやジャケットを着たほうがいいわけでもなく、上品で清潔感のある印象を与える服装であれば問題ありません。
紺色や黒・灰色系統のシャツやブラウスに、フレアスカートやパンツスーツを合わせるとよいでしょう。

ポイント②肌が露出するような服や派手な服装は避ける

幼稚園の説明会のような場では、肌が露出するような服や派手な服装はなるべく避けましょう。
特に夏場のような薄着になる場面でも、透けている素材や肩の出ているような服装はあまり好まれません。

幼稚園受験の説明会は、9~10月で行われることが多いので、ジャケットや薄手のカーディガンを1枚羽織るとよいでしょう。
落ち着いた色で、なるべく柄の少ない服装を選ぶと周囲に好印象を持たれやすくなります。

幼稚園受験の面接にふさわしい親の服装

幼稚園入試の一つとして、親子での面接がある場合があります。
幼稚園入試での面接にふさわしい親の服装としては、説明会と同じくフォーマルな服装が好まれます。

ただし、面接も試験の一環であるためカジュアルすぎる服装はマイナスに見られています。
特に格式を重んじるような私立幼稚園への受験であれば、スーツスタイルで臨むことをおすすめします。

以下に、幼稚園受験での面接で親が着ていく最適な服装選びのポイントをまとめました。

ポイント①アクセサリーは基本的に身に着けないにする

幼稚園受験の面接では、なるべく派手な服装は避けアクセサリーも身に着けないようにしましょう。
アクセサリーの種類によっては控えめに見えるかもしれませんが、人によってはアクセサリー自体を身に着けることに違和感を覚える場合もあります。

特にゴールド系のアクセサリーは光を反射しやすく目立つので、避けましょう。
また、腕時計も金属ベルトの派手なものは避けて、革ベルトのシンプルなものを選びましょう。

ポイント②タイトなスーツはなるべく避ける

先ほど、幼稚園受験の面接ではスーツがおすすめだと紹介しましたが、タイトすぎるスーツはなるべく避けたほうがよいです。
タイトなスーツやビジネススーツは固い印象をもたせるので、面接に着ていく服装としてはあまりふさわしくありません。

また、女性の場合はスカートの丈にも気を付けましょう。
具体的には椅子に座った際に膝が隠れるほどの丈で、ストッキングをはくようにすることをおすすめします。

幼稚園受験で親が持っておきたい必須アイテム

幼稚園受験では、服装だけでなく持ち物にも気を付ける必要があります。
以下に、幼稚園受験で親が持っておきたい持ち物をまとめました。

  • 上履き・スリッパ
  • 靴袋
  • ハンカチ・ティッシュ
  • 財布・携帯電話
  • 受験票
  • 筆記用具
  • メモ帳
  • 子どもの予備の着替え
  • 願書のコピー
  • 応急セット
  • 雨具

幼稚園受験の当日は、園内の教室で考査が行われることがほとんどのため、必ず上履きやスリッパを持っていくようにしましょう。
その際、靴箱が使えないことも考慮して外靴を入れる用の靴袋を持っておくと安心です。

考査を受けるにあたって、受験票はもちろん筆記用具も絶対に忘れてはいけません。
筆記用具は子どもが使うものと親がメモなどで使うものと2種類用意しましょう。

また、子どもが受験先の幼稚園で服を汚す場合や怪我をする場合も考えておかなくてはいけません。
幼稚園の入試の中には軽い運動をする考査もあるので、あらかじめ予備の着替えや応急セットを準備しておきましょう。

幼稚園受験での母親の定番服装

幼稚園受験での母親の定番の服装としては、やはりスーツスタイルが好まれます。

襟が丸く柔らかい印象を持たせるジャケットに、Aラインのスカートやフレアスカートを合わせるのが基本ですが、動きやすい服装としてパンツスタイルでのスーツもおすすめです。

スーツの色にも注意が必要で、定番色としては濃紺のスーツが人気です。
黒いスーツは喪服と同じように重く暗い印象を与えるので、なるべく避けたほうがよいです。

また、受験当日は椅子に座る機会が多いためなるべくしわになりにくい素材のスーツを選びましょう。
素材としてはウールやジョーゼット生地など、しわができにくく動きやすい素材がおすすめです。

足元については、スーツに合わせる場合であればヒールの低いパンプスが最適です。
靴の色は白や黒など派手な色は避け、なるべく太く低いヒールをおすすめします。
すぐにスリッパや内履きに履き替えてしまうとはいえ、意外と外からくる様子もチェックされています。

このように、幼稚園受験での母親の服装は、なるべく控えめなスーツスタイルが定番となっています。

好印象を与えやすいスーツブランド

いきなりお受験用のスーツが必要になったといっても、どのようなスーツを選べばいいのか判断に困ってしまいますよね。
そこで、幼稚園受験やその後の入園式などにも使える女性用スーツのブランドを、3つ紹介いたします。

三越伊勢丹

三越伊勢丹のスーツは、百貨店のスーツブランドとして幼稚園・小学校受験用のスーツを数多く用意しています。

スーツだけではなくスーツに合わせる小物や靴、バッグなども一式で揃えることができるのでおすすめです。
また、オーダーメイドでスーツを作ることも可能であり、自分の体にフィットするお受験用スーツを着ることができます。
素材や品質もクオリティが高いため、幼稚園受験後の入園式や式典でも着まわせる点が魅力的です。

nina’s(ニナーズ)

nina’sは、比較的リーズナブルな価格で購入できるお受験用スーツです。
企画から製造・販売までを一貫して行っているブランドであり、企画段階で幼稚園や小学校受験を経験した方の声を反映してスーツを作っています。

実際に受験で経験して感じた違和感や要望を盛り込んだスーツのため、幼稚園受験には最適なスーツといえます。
また、nina’sにはフォーマルのプロが在籍しているため、スーツに合わせる小物の選び方からお手入れの仕方、所作などを相談できます。

ラ・ヴェール

ラ・ヴェールはスーツブランドとして長年経営してきた老舗のブランドです。
お受験用スーツの専門店として確立しており、さまざまな種類のスーツを用意しています。

豊富なラインナップの中から自分に合ったスーツを選ぶことができ、靴やバッグなどの小物も揃えることもできます。
また、素材別や大きいサイズ・小さいサイズなど、ニーズに合わせて多様な選択ができる点もおすすめです。

幼稚園受験での父親の定番服装

幼稚園受験で父親が着る定番の服装としても、やはりスーツが好まれます。
ただし、スーツとはいえ普段ビジネスできているようなスーツや喪服・礼服とは異なり、ある程度フォーマルかつ抜け感を出すバランスが重要となります。

スーツ選びのポイントとしては、ストライプなどの柄の入っていないジャケットがベストです。
ネイビーや黒・灰色などの落ち着いた色味が最適で、シングルボタンのジャケットが基本です。

中に着るYシャツはストライプなどの柄が入っていてもよいですが、ベースは白で統一しましょう。
襟はなるべく開きの少ないレギュラーカラーや、ワイドカラーが定番です。
ネクタイはなるべく無地やシンプルな柄のものを選び、色味も紺色や青系統の色がおすすめです。

また、意外と注意したいポイントが靴下です。
幼稚園受験では親が椅子に座る機会が多いため、靴下が短いと裾から素肌が見えてしまうこともあります。
なるべく長めの黒や紺色のソックスを履くほうがよいでしょう。

幼稚園受験に父親は必要?

ここまで、幼稚園受験の際の親の服装に関する内容を見てきましたが、受験の際の父親の役割をご存じでしょうか。

幼稚園受験は、家族みんなが協力して乗り越えるものなので、もしお父様が受験に協力的ではない場合は父親の重要性を理解してもらう必要があります。
幼稚園受験の際の、父親の役割を知りたい方は、下記を参考にしてみてください。
幼稚園受験の面接に父親は必要?父親が行く理由と役割

幼稚園受験での親の服装はスーツスタイルが定番

いかがでしたでしょうか?
幼稚園受験での親の服装は、なるべく清潔感があり派手な服装を避けることが重要です。
そのため、父親も母親もスーツスタイルでの服装が定番といえるでしょう。

厳密には、説明会と面接時で最適な服装は変わってきますが、基本的にはスーツを着ていけば悪い印象は持たれません。

ただし、スーツといっても喪服や礼服など重たい印象を与えるものはなるべく避け、柔らかい印象を持たせつたフォーマルなスーツを選ぶ必要があります。
また、スーツだけではなくスーツに合わせる小物や靴などの細かい部分にも気を使ったほうがよいです。

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