幼稚園受験のスケジュールは?試験までの準備と計画

有名大学の付属幼稚園に入学することで、大学までエスカレーター式で進学できる幼稚園受験。
合格することで大きな恩恵を受けられるため、受験に向けて入念に準備をしようとしている保護者も多いかと思います。

そこで、この記事では、幼稚園受験を検討されている保護者に向けて、受験のスケジュールや幼児教室に入るべきかどうかなどを解説します。

幼稚園受験の準備はいつから始めればいいのか

幼稚園受験の準備は、遅くても受験する年の4月までには始めるとよいでしょう。
5月ごろから開催される説明会や見学会に向けて、4月ごろまでにどういった幼稚園があるのかをリサーチしておくという流れが一般的です。

しかし、受験に向けて幼児教室に通う場合には、もっと前から準備が始まります。
幼児教室の中には0歳から通えるところもあるので、受験に向けて入念に準備をする場合には、試験本番の2、3年前から準備が始まるということになります。

幼稚園受験の年間スケジュール

何から準備すればいいかわからない場合は、まずは幼稚園受験の年間スケジュールをつかみましょう。
本番まで何をすればよいか確認し、逆算して計画的に動くことが重要です。

受験本番までにはいくつかのイベントがあります。
年間スケジュールの中でも最も忙しい時期は、願書提出が始まる9月から考査・面接が行われる11月ごろでしょう。
以下に、受験の年間スケジュールを紹介します。

~4月:幼稚園のリサーチ

幼稚園のリサーチは4月までに済ませておきましょう。
説明会や見学会が5月から始まることが多いので、出遅れないためにも早め早めに準備し始めることが重要です。

5月:説明会や見学会

説明会や見学会が行われるのは5~10月です。
説明会では幼稚園側からどのような園なのかの説明が行われ、見学会では実際の幼稚園の様子を見学できます。

説明会や見学会は早いところで5月ごろから徐々にはじまり、7月ごろから多くの幼稚園が開始します。
基本的には9月までに終わるところが多いですが、中には10月まで行っているところもあります。
また、説明会や見学会は複数回に渡って実施されることが多いです。

4月までには志望する幼稚園のホームページなどを確認し、漏れなく参加できるように準備しておきましょう。

5~10月:願書配布

願書配布も5~10月に行われます。
願書は説明会のときに配布されるケースや、電話で申し込んで郵送してもらうケースなど幼稚園によって異なります。
また、願書の配布期間が短く設定されている場合もあるので注意しましょう。

9~11月:願書提出

願書提出は9~11月が締め切りになっているところが多い傾向にあります。
提出方法は幼稚園によって異なり、指定の期日までに窓口へ提出する方法や郵送する方法があります。
また、中には提出できる日が指定の1日間のみの場合があるので、注意が必要です。

10~12月:考査・面接

考査・面接は10~12月に行われます。
幼稚園受験の考査とは、主に実技試験を指し、子どもを自由に遊ばせて運動能力や知能などを評価します。

多くの幼稚園では11月上旬に、考査・面接を実施します。
試験が1日で終わるところもあれば、何日間かに分けて行われるところもあります。
そのため、いくつかの幼稚園を受験する場合には、それぞれの受験日が一つの週に集中することがあります。
各受験日に漏れがないようにスケジュールを組むことが重要です。

なお、合格発表は試験が終わってから半月前後で行われます。

幼稚園受験のために何を勉強すればいいのか

幼稚園受験では、面接の対策として必要最低限の受け答えができるように勉強しておくことが重要です。

面接には、子どものみで行われる形式と親が同伴して行われる形式があり、いずれの形式であっても、面接官が子どもにいくつか質問をします。
たとえば、「朝ごはんは何を食べましたか?」「好きな食べ物はなんですか?」など食べ物に関する質問は多くの幼稚園でされています。
そのため、このような質問に対しては的確に回答できるように勉強させることが重要です。

幼稚園受験のために塾(幼児教室)に入るべきか

幼稚園受験のために子どもを塾(幼児教室)に通わせるべきか迷っているという方も多いのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、志望校に合格するためには幼児教室に入ることをおすすめします。

幼稚園受験の試験に考査というものがあります。
考査は、子どもたちを自由に遊ばせて運動能力や知能、協調性などを評価する実技試験です。

本来、このような能力は日々の暮らしの中で自然と身につくものではありますが、幼稚園に入る前の0~3歳の子どもたちは1日で接することのできる人数に限りがあり、成長するスピードに限界があります。
ほとんどの場合、親同士が遊ぶ約束をしないと会う機会がないでしょう。

しかし、幼児教室では他の子どもたちと触れ合える機会が用意されているので、幼児教室に入っていない子どもたちと比べると協調性が身につきやすくなります。
考査では協調性が評価ポイントとなるため、幼児教室で協調性が育まれた子どもの方が当然良い評価を受けやすいです。

さらに、幼児教室に入ることで試験に関する情報を入手しやすいというメリットがあります。
志望している幼稚園の受験ではどのような試験内容になるのか、どれだけの人数が合格できるのかなどの情報を入手することで、試験の対策を打つことができます。
そのため、幼児教室に通っていない子どもたちよりも有利に試験に挑めます。

また、幼児教室に通いはじめる家庭が多い時期は、受験本番の約1年前です。
受験本番が11月前後に行われることが多いので、その前年の11月前後に通いはじめるのがよいでしょう。

受験に必要な写真はいつ撮影する?

受験に必要な写真は、面接日が近くなってから撮影することが一般的です。

写真撮影をする際には、ポイントを押さえ撮影に備えることが重要といえます。
幼稚園受験で使用する写真を撮影する際に注意したいポイントを知りたい方は下記記事をご覧ください。
幼稚園受験に必要な写真を撮影するうえで注意したいポイント

幼稚園受験のスケジュールを把握して早め早めに準備しましょう

いかがでしたでしょうか。
幼稚園受験で合格を勝ち取るためには、幼児教室に通うことが望ましいです。
幼児教室に通うことを加味すると、少なくとも試験の1年前からは本格的な準備をすることが大切になります。

その後のスケジュールとしては、5月ごろから説明会や園見学会があり、9月から願書を提出、11月前後に試験本番が行われるという流れになります。

大まかなスケジュールを理解し、逆算して行動することで合格を勝ち取りましょう。

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