幼稚園受験の勉強方法とは?受験の流れはどうなっている?

幼稚園受験を検討している保護者の方のなかには、「幼稚園受験に向けて、子どもにどのような勉強をさせればよいのか?」と、不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

幼稚園受験は効果的な勉強方法や具体的な受験の流れを把握しておくことで、計画が立てやすくなります。

そこで本記事では、幼稚園受験に向けた勉強方法や対策、幼稚園受験のスケジュールの流れなどを紹介します。
幼稚園受験に向けて勉強方法や対策を知っておきたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

幼稚園受験で合格するための勉強方法や対策とは?

受験と聞くと、面接やペーパーテストのイメージがあることから、
「幼稚園受験でもペーパーテストがあるのだろうか」
「2歳の子どもに文字を教えることは難しいのでは」
と疑問に思われる保護者の方もいらっしゃることでしょう。

結論を申し上げますと、幼稚園受験の際にペーパーテストはほとんどなく、面接が重視される傾向にあります。
一部の幼稚園ではペーパーテストを導入していますが、テストの内容は動物の名前や数字を答えるような簡単なものが多く、問題の量も少ないことがほとんどです。

そのため、面接で上手に話せるようになるための練習や正しい言葉遣いを習得するための勉強が、幼稚園受験に向けた対策となります。

次項では、具体的な勉強方法や対策を紹介していきます。

幼稚園受験に向けてどのような勉強方法や対策をすればよいのか?

幼稚園受験では面接での評価が重視される傾向があります。
そのため、面接の日までに面接で話す練習や正しい言葉遣いを覚えさせることが効果的な勉強方法だといえるでしょう。

面接に向けた勉強方法や対策は、以下のこと意識してみてください。

勉強方法①スムーズに会話をする練習をする

1つ目の勉強法は、スムーズに会話をする練習をすることです。

話し方や語彙力は子どもによって個人差があります。
子どものなかには、話している途中で固まってしまう子や、言葉の正確な意味をきちんと覚えきれていない子がいることも珍しくはありません。
たとえば、「来る」と「行く」を逆の意味で覚えていることなどが挙げられます。

子どもがスムーズに話せるようにするために、普段からたくさん会話をすることを意識し、間違った日本語を使っている場合は教えてあげましょう。

ただし、子どもの言い間違いへの指摘が多いと、子どもにとってストレスの原因となってしまうことや、自主性や想像力が失われやすくなることも考えられます。
子どもの言葉遣いは正しいに越したことないですが、言い間違いは面接の際にそこまで厳しく見られる部分ではありません。

そのため、簡単な言い間違いまで含めてすべて指摘するよりも、スムーズに会話ができるようになることを優先することが大切です。
最初のうちは言い間違いのなかでも、会話に問題が出ると感じられる大きな間違いのみ指摘するように意識しましょう。

勉強方法②面接で聞かれやすい質問を答えられるように練習する

2つ目の勉強法は、面接で聞かれやすい質問を答えられるように練習することです。

幼稚園受験では、面接の際に聞かれることが多い定番の質問があります。
よく聞かれる質問を確認して答える練習をすることで、同じような質問が来た際にスムーズに受け答えができるようになり、面接官によい印象を与えやすくなります。

幼稚園受験の面接でよく聞かれる質問には以下のようなものがあります。

幼稚園受験の面接でよく聞かれる質問

  • 名前
  • 年齢
  • 好きな遊び
  • 好きな食べ物・嫌いな食べ物
  • 今日は誰と、どうやって来たか
  • 幼稚園の名前

上記以外にも、途中で絵本やイラストを使った質問がされることがあります。
絵本やイラストに描いてあるキャラクターや動物の名前を答えるような質問が多いので、事前に自宅の絵本やイラストで練習しておくようにしましょう。

また、面接でよく聞かれる質問の傾向は、志望する幼稚園ごとに異なります。

そのため、ご自宅での面接練習はもちろん、幼稚園受験に特化した塾にお子さまを通わせることをおすすめします。
塾では、過去の面接の傾向をもとにした面接練習や、ご家庭での勉強方法のアドバイスを受けられるため、幼稚園受験において大変心強い味方となってくれるでしょう。

幼稚園受験のスケジュールの流れ

幼稚園受験の内容やスケジュールの流れを把握しておくことで、勉強方法や対策について計画が立てやすくなります。
幼稚園によって対象の違いはありますが、受験の内容とスケジュールの流れは以下のようになっています。

  • 5月~:説明会・見学会・願書の提出
  • 10月~:考査・面接
  • 11月~:合格発表

幼稚園の説明会や見学会に参加したうえで、入園を希望する幼稚園が決まったら願書を提出します。
願書の提出が完了したら、10~12月頃にかけて考査と面接が行われ、ここを通過したら合格となります。

しかし、面接については上記で紹介したのでイメージしやすいと思いますが、幼稚園受験の考査とはどのようことが行われるのでしょうか。

具体的な内容は以下のとおりです。

幼稚園受験の考査とは

幼稚園受験では、考査として実技試験が行われます。

実技試験といっても難しいものではなく、子どもを自由に遊ばせることで知能や運動能力などを確認する行動観察が目的になっています。
考査の内容は幼稚園によってさまざまで、複数人で遊ぶ際の協調性や自主性を確認することや、パズルやお絵かきで子どもの記憶力や集中力を確認することもあります。

行動観察で見られるポイントとは

願書提出や面接と違い、行動観察は高校・大学受験などでも行っていないため、内容はもちろん対策が難しいですよね。
こちらの記事では、そういった行動観察の具体的な内容や見られるポイント、対策方法を紹介しています。
今後、幼稚園受験を控えている方は是非ご覧ください。

幼稚園受験の「行動観察」とは?重視される内容とともに紹介

幼稚園受験の勉強方法を確認したうえでしっかりと対策を行おう

いかがでしたでしょうか。

幼稚園受験では、基本的にペーパーテストは行われず、考査と面接が合否を決める部分になっています。
そのため、考査や面接の内容を事前に確認したうえで、効果的な勉強法や対策を行うことが大切です。

また、受験の日時や受験の内容は幼稚園によって異なります。
「いつまでに、どの勉強をする」といったように、計画的にスケジュールを立てるようにしましょう。

本サイトでは、幼稚園受験に関するさまざまな情報を配信しています。

また、幼稚園受験に役立つ情報を掲載していますので、これから幼稚園受験を控えている人は、ぜひ参考にしてください。

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