幼稚園受験に母子手帳は必要?受験に影響はあるのか

これから幼稚園受験を検討されている方のなかで、母子手帳が必要な場合があることはご存じでしょうか?
実は、母子手帳内の出産に関する記載内容によっては、受験に影響する可能性があるといわれています。

本記事では、幼稚園受験での母子手帳の役割や、母子手帳の内容がどのような場合だと影響するのかを解説します。

幼稚園受験を受ける予定の方で、母子手帳のどの部分を確認すべきか迷われている方はぜひ参考にしてください。

幼稚園受験に母子手帳は必要?

幼稚園受験では、必ずしも母子手帳が必要とは限りません。
ただし、一部の幼稚園では今まで子どもがかかった病気や健康状態を確認するために、母子手帳のコピーの提出を求めているところもあります。

幼稚園の募集要項に母子手帳が必要と記載がある場合は、コピーを持っていきましょう。

母子手帳の役割

幼稚園受験での母子手帳の役割は、子どもの健康状態を確認するためです。
正式名称は「母子健康手帳」といい、6歳までの子どもの健康状態と情報を記入することができる手帳です。

細かな内容や手帳のデザインは市町村によって異なりますが、出産中の母親の健康状態や出産時の状況、出産後の子どもの成長過程を医者や母親が記入をして使用します。

また、子どもが病気にかかったか、予防接種を受けているのかなどの細かな内容も記入することができます。

母子手帳の記載で確認しておきたい2つの注意点

幼稚園受験では、出産時のお産に関する記載内容によって、受験に影響することもあります。

たとえば、自然分娩ではない場合は、子宮を切開し子どもを取り出す帝王切開という分娩方法を適用することがあります。
ただし、母親や胎児の健康状態から、鉗子分娩や吸収分娩などの方法で出産をする可能性があります。

上記のようなお産の方法をとった場合、母子手帳に記載されていると幼稚園受験に影響がある可能性があるので注意しましょう。

注意点①鉗子分娩をした記載がある

鉗子分娩とは、平べったい金属2枚がはさみのような形をしており、おなかの中にいる赤ちゃんの頭を挟み引き出すこと分娩方法です。

鉗子分娩は、母親の疲労によりお産自体が進まない場合や、胎児の心拍が低下してしまった場合に使われる出産方法です。

鉗子分娩では、出産後に母親の体内に傷が残る可能性があり、胎児にも顔面麻痺などの合併症が起こることが稀にあるため、受験で不利になる可能性があります。

注意点②吸収分娩をした記載がある

吸収分娩も鉗子分娩と同じく、何らかの事情で急いで分娩を進めなければならない際に使用する出産方法です。

吸引カップをおなかのなかにいる胎児の頭につけ、頭を引っ張る出産方法です。

吸収分娩では、赤ちゃんの頭の骨膜の一部が剥がれ、血液が頭のなかに溜まり膨らむことが稀にあります。
ただし、生後数日を経過すると自然に吸収されますが、後遺症が残ってしまった場合には、受験で不利になる可能性があります。

幼稚園受験で準備が必要なものは?

幼稚園受験には、事前に準備する必要があるものがいくつかあります。

母子手帳以外にも準備をしっかりしましょう。
幼稚園受験に必要なものを知りたい方は下記記事をご覧ください。
幼稚園受験のスケジュールは?試験までの準備と計画

母子手帳の内容次第では幼稚園受験に不利に働く可能性がある

いかがでしたでしょうか?

母子手帳に記入されている内容によっては、受験で不利になる可能性があることを解説しました。
ただ、最近では幼稚園受験にて不利になる可能性があるため、出産時の詳細を母子手帳に記載しない病院もあるようです。

もし鉗子分娩や吸収分娩での出産になる場合には、母子手帳に記入する内容は病院側と話し合うことをおすすめします。

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